花嶋彫刻工房とは

ものづくりのこだわり

伝統工芸品から、新しい作品まで。
長年培ってきた技と想いで、
あらゆるご要望をカタチにします。

代々受け継がれてきた、井波彫刻の技

工房のある富山県南砺市井波は、日本でも有数の木彫刻の町。250年以上の歴史を誇る「井波彫刻」はその高い技術が評価され、国の伝統的工芸品にも指定されています。現在も人口約8,000人の小さな町に、150人以上の職人が暮らしており、代々受け継がれてきた技を守り続けています。
そんな町の一角にたたずむ「花嶋彫刻工房」では、伝統工芸士・二代目 花嶋一作が日々制作に励んでいます。職人歴は35年以上。欄間・衝立・置物などの伝統的な作品から、全国各地の寺社仏閣の彫刻まで幅広く手がけています。

木の良さ、そして井波彫刻の魅力を全国へ

いつの時代も「木」は私たちの生活を豊かに彩ってくれます。制作する上で大切にしているのは、クスやケヤキといった木材の良さを引き出すこと。約200本のノミと彫刻刀を使い分けながら、ときに力強く、ときにやさしい作品に仕上げています。作品ごとに木肌の美しさや、手触りの良さを楽しんでいただければ幸いです。
また「井波彫刻協同組合」に所属しており、職人同士が協力し合って、全国各地の寺社仏閣の修復なども手がけています。さまざまな形で「井波彫刻」の魅力を全国に伝えられるよう、これからも努めてまいります。

現代の生活にも、木彫りのあたたかさを

「井波彫刻」の伝統を守りながら、現代のライフスタイルに合った新しい作品にも果敢に挑戦しています。人気のオリジナル表札は、大切なお客様をお迎えする家の顔として、一つひとつ心を込めて制作します。猫や犬、フクロウなどの動物をモチーフにした木彫レリーフは、あえて木の質感を残し、やさしい雰囲気に仕上げています。「愛犬をモチーフにしてほしい」といったオーダーも受け付けております。
これからも小さな井波の工房から全国へ、あたたかい木彫り作品をお届けしていきます。なんでもお気軽にご相談ください。

略歴

1961年 井波町に生まれる
1980年 富山県立砺波高等学校 卒業
1982年 横山一夢氏に師事
1987年 井波木彫刻工芸高等職業訓練校 卒業
1988年 国立高岡短期大学 木材工芸専攻 卒業
1995年 職業訓練指導員免許取得
1998年 労働省認定一級井波木彫刻師となる
2002年 井波彫刻協同組合 理事
2008年 伝統工芸士に認定される
2009年 号 一作継承する
2012年 井波彫刻協同組合 常務理事
2018年 井波彫刻協同組合 総務部長
2019年 通商産業省 中部局長賞受賞

木彫りの町・井波

井波が日本有数の木彫りの町として栄えた背景には、井波別院瑞泉寺の存在があります。宝暦12年(1762年)の火災で寺の建築物である伽藍が全焼し、宝暦13年(1763年)から再建が行われました。再建にあたって京都・東本願寺の大工たちが井波に派遣され、井波拝領地大工たちがその技術を習ったのが「井波彫刻」のはじまりとされています。それ以来250年以上にわたって、作り手が心血を注ぐ木彫りの技が受け継がれてきました。
井波別院瑞泉寺へ続く「八日町通り」と「本町通り」には、現在も数多くの工房が軒を連ねています。町を歩くとトントン、カンカンと、あちこちから木槌の音が聞こえてくることが、井波に木彫刻文化が息づいているのを物語っています。

TOP